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花粉症の治療

東洋医学的な花粉症の考え方

「花粉症」の季節が近づいてきました。くしゃみ・鼻水・涙目・目のかゆみ…。憂鬱な季節ですよね。内のスタッフも「花粉症」で、4月になるとマスクにサングラスをかけて「夜露死苦」状態になります。本人はかわいいアヒルと言い張っていますが…。

鍼灸(東洋医学)は、花粉症に著効します。これは鍼灸が免疫機能の向上に効果的だからです。

東洋医学の病気の考え方は、病気を引き起こす原因が体に進入する(これを外因といいます)。それをはねのけられない体の弱点がある(これを内因といいます)。この外因と内因が合わさって人は病気になると考えます。「花粉症」の場合は、外因である花粉が体内に進入し、水分の代謝が悪く体が冷えやすい弱点が合わさって起きると考えます。

これに様々なストレスが加わると、身体を動かすエネルギーをすみずみに届る機能が低下し、症状を悪化させます。

西洋医学では、アレルギー反応を起こさせないために、花粉を感じ取るセンサーをブロックし反応が起きないようにする藥や、アレルギー反応を緩和させる薬(多くはステロイド)を使用します。また最近では粘膜をレーザーで焼く方法もあります。

東洋医学、特に鍼灸では、免疫力を向上させ花粉(アレルゲン)を受け止める容量を増やし、花粉に対して過剰な反応が起きないようにする治療と、出ている症状をおさえる治療を平行して行います。

ですから、症状がでる前に治療をしておくと、根本治療に専念できるので、効果的です。治療はお早めにお越しください。各々の花粉症の季節の1カ月半くらい前から週1会の治療を4回ほど受けていただくと良いと思います。

お近くの鍼灸院にご相談ください。(健志堂が近い人は是非当院へお越しください)

花粉症になる原因

 

健志堂の治療例(花粉症をもつ肩こりの人の場合)

  1. どのバランスが崩れているのかを、脈・お腹の触診・舌の様子等を診て鑑別し、問診を行い治療方針を決定します。
  2. まずは上向きで寝てもらい、ツボを選択します。その都度脈やお腹の圧痛等の変化を診ながら治療します。
  3. ここで下肢やお腹の冷えがある場合は、温灸(せんねん灸タイプの皮膚に直接もぐさをおかないお灸)や範囲の広い場合は温灸後アロマオイルトリートメントを行い、遠赤外線のドームで温めます。お腹の冷えがある場合は、ビワの葉の温シップを行ったりします。
  4. この段階で肩こりがどの程度改善したかを診て、背面の治療の方針を立てます。
  5. 体幹(コア)の深層部の筋肉をゆるめるコアコンディショニングを行い、深い呼吸を促します。この後 うつ伏せに寝てもらい、背面の鍼灸治療を行います。
  6. この後、症状に合わせてアロマオイルを2~4種類ブレンドし、オイルマッサージと整体が合わさった 健志堂オリジナルのアロマオイル整体を行います。
  7. 最後に仰向けでリラックスしていただいて終了となります。